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イチローといえば

イチローの輝かしい記録についてはだれもが知るところですが、イチローにも不遇の時代があったことを知っていますか。

イチローのプロ2年目。当時オリックスブルーウェーブに在籍して、2軍暮らしが続いていました。成績が悪いからじゃないの?と思う人もいるかも知れません が、ウェスタンリーグで1年目は .366、2年目は.371 という驚異的な打率を残していました。じゃあ何で? と思うでしょう。それは、イチローを理解する人がいなかったのです。当時の監督は土井という巨人黄金V9時代の人で、これがやたら頭が固い人でした。よく 言えば、基本に忠実な人とも言えますが。そんな監督が振り子打法を認めるはずがなく、1軍の試合で野茂からホームランを打った日も振り子打法で打ったのが 気に入らないのか、その日のうちに2軍行きを命じました。

2年目の秋に故仰木彬氏が監督に招聘され、新監督はイチローの類い稀な打撃センスを即座に見抜き、翌3年目にイチローが開花することになります。

時間は戻りますが、仰木監督は招聘された秋に2人の選手に登録名を変えないかといいました。一人が「パンチ佐藤」でもう一人が「イチロー」です。当時は「パンチ 佐藤」の方がその言動などで人気があり有名でした。私は、最初はパンチ佐藤のつきあいのような感じで「イチロー」も登録名を変えたのかと思っていた程度で したが翌年はになると立場は逆転。

数年後、土井元監督は「イチローを育てたのは自分だ」と言っていますが、イチロー本人は仰木監督がなくなったすぐ後に、「唯一、師と呼べる人でした」と言っています。オリックスの監督があと2,3年土井監督であれば今のイチローはなかったかもしれません。

ということで、何をするにも自分の理解者は大切ということでした。(実はちょっと意味深です。)

こんなことを「数と式」の問題集のあとがきに書いてみましたが、変更の可能性も大です。

This entry was posted on 火曜日, 9月 15th, 2009 at 12:00 AM and is filed under 「受験数学の理論」. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

2 Responses to “イチローといえば”

  1. gb said:

    >新監督はイチローの互いまれな
    類稀な【たぐいまれ】類まれな,類い稀な
       の誤記ですね

  2. Sei said:

    ありがとうございます。修正しておきました。

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