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書籍に関する意見を募集しています。

高校生、高卒生の受験生に伺います。それ以外の方でもかまいません。
今、当社では「計算のエチュード」「教えられない数学」などのように通常の受験参考書とは異なる切り口で、これまでに受験生に人気のあった受験手法を扱った書籍の販売を検討しています。本当は、出版していただける出版社があればそこにお願いするのですが、過去の実例からこのような新種の本の刊行には理解してもらえるまでに多くの労力がかかるのですぐに見つかる場合以外は時間がかかるため今回は控える予定です。
そこで、安価で受験生に提供するために当社のもつ販売ルートを使って多くの受験生に届けたいとは思うのですが、当社としても売れれば売れるほど赤字になるという設定ではやりにくく、薄利でよいのでわずかながらこの本のために努力していただいた人件費を支払わなければなりません。こういうことで、今、次のような設定を考えていますが、どちらの方が望まれるでしょうか。意見を聞かせていただけると助かります。

A案: A5版 250 ページ 値段の設定は 1500 円、300 ページになると 1800 円くらい
字の大きさは通常の参考書と同じ位。
長所: これまで通りに使える。 短所: 値段の設定が高い

B案: 新書サイズ 250 ページで値段は 1000 円、300 ページになると 1200 円くらい
次の大きさは新書サイズで 8 ~ 9 ポイント程度。
長所: 比較的安価で提供できる。電車の中でも読むことができる。短所: 次が小さいので見にくい。

 

投稿していただいた方へ

貴重な意見をありがとうございました。使い慣れたA5版がよいと考える方が多いということもわかりました。ただ、高校生には1500円という値段は決して安くはないので、そのことを忘れずに今後も取り組んでいきたいと思います。

みなさんの丁寧な対応には感謝します。

This entry was posted on 火曜日, 10月 13th, 2015 at 5:00 PM and is filed under お知らせ, 教育. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

10 Responses to “書籍に関する意見を募集しています。”

  1. 縄手 佑平 said:

    電車の中で読むことで学習効果があると予想され、ペンを使わなくても十分に読めるということであればB案の300ページのものがいいかなと思います。数学を電車内で勉強できるというのは受験生にとって魅力的です。

  2. 匿名 said:

    A案がいいと思います(理由は2つあります)

    まず1つ目なのですが、私は普段、通学に使用している電車が満員なので、いつも電車内で立ちながら勉強しています.
    そこで感じるのですが、案外A5版でもサイズ・重さの両方に関して読みにくさを感じることはありません。(流石に某数学月刊誌のようなB4版だと場所を取ってしまうので躊躇しますが…)

    それと新書サイズだと以前「ポケット日日の演習」をやった時に感じたのですが、1頁内に含まれる情報量が少なくて頻繁にページをめくることになって、むしろ揺れの多いバスや電車内では周囲の人への迷惑が気になり、活用しずらかったです.

    拙な文章になってしまい申し訳ございません
    自分はお茶の水生なので、先生の計算のエチュードの授業を受けたかったのに受けられず、歯痒い気持ちを抱えていて、以前から書籍としての計算のエチュードの出版を楽しみにしていました.

    少しでもこの意見が清先生のお役に立てたら幸いです!
    それでは出版、楽しみにしています(^^)/

  3. 匿名 said:

    個人的には読み物として完結する参考書であれば新書サイズが良いかと思いますが、問題集となるとB5、あるいはA5が良いと思います。
    経験的に新書サイズで300ページあると机の上で問題を解くときにモーメントの観点からページが開いたままにならずに勝手に閉じてしまう、ということがかなり頻繁にあると思います。
    問題を解くときに利き手でない手を常に問題集を開いたままにしておくのに使うのは解答を作る際にノートが安定しない、消しゴムが使いづらいといった弊害が大きいです。
    加えて個人的な話になるのですが、自分はかなり問題集に書き込みをするので余白の小さい新書版だと不便です。
    ご検討よろしくお願いします。

  4. 匿名 said:

    A案に賛成します。
    まず、電車内で数学の本を、問題まで解くという意味まで広げれば、やっている人はほとんど見かけません。数学自体手を動かさなければならない教科だと思っていますから、単純な公式の暗記や、考え方や解法の筋道を頭で考える、といったこと以外では、電車の中で勉強する科目とは言い難いと考えます。
    次に、これは上の方が既に書かれていますが、僕自身も問題集に解法その他を書き込んだりするので、小さい参考書だと書き込みにくく不便です。
    最後に、多少値が張っても、十分やる価値があり、成績向上に役立つのであれば、2000円前後でも適当な値段ではないでしょうか(流石に3000円となると躊躇しますが…)。

    日頃先生の参考書を使わせていただいておりますが、時々思うことに、駿台文庫は他の出版社と違い、カラー(や色の種類)が少ないなということがあります。某角川系の出版社はやりすぎだなとは思いますが、特に重要なところは多少派手な色を使うなども検討していただければなと思います。

    また、「理系の駿台」ですから多少やむを得ないとは思いますが、駿台は、特に数学で、私のような数学が不得意な受験生(判定や全国での偏差値が65〜70程度)からすればこの問題が標準扱いでは困る、というレベル設定が多い印象があります。中には実際に本番でこれを解けなくても受かるだろうなという問題が標準になっているのではと感じるものもあるので、いわゆる「数弱」にも配慮した構成をお願いしたいです。

    拙文失礼いたしました。

  5. tenma said:

    A案に賛成です。理由は以下に。
    解説がページをまたぐ回数が多いと読みづらいこと
    自分で気付いたことなどまとめるスペースがある方が良いこと、書き込む場合新書サイズでは書き込みづらいこと
    ただ、書籍の内容や工夫によっては上記のことがあてはまらない若しくは改善できると思います。そうしたら値段が安い新書サイズの方が良いと思います。

  6. 御茶ノ水8号館生 said:

    A案に賛成です。
    理由は1ページあたりの情報量が多いためにページをめくる手間が減る事、
    図表を含むのならばよりスペースが大きい方ぱっと見でわかりやすい事、
    1ページ前の解説をもう一度見るために、再度ページをめくることは時間的なコストが勿体無いと感じるからです。

    しかし、ある意味ではB案にも賛成です。
    理由はいつでもどこでも見やすい事、ページを跨ぐ事が逆に暗記の手助けをする事(前ページの内容を思い出そうとするので、その度に勉強になる)です。
    新書ならではのレイアウトの工夫があり、B案でペンを使わずに学べる箇所が多いのならば、B案も良いと思います。

    ページ数はA案、B案ともに多い方が絶対に良い(時間短縮や、わかりやすさに繋がるため)のですが、数百円の差を考えてしまう時があるので、なんとも商売的には言えません。
    しかし1000円は気軽に買える値段で、手に取りやすいです。
    1500円も税込でなら気軽な値段ですが、1500以上、2000未満の物は買うのを少し躊躇います。

    エチュードを受けられなかったので非常に期待しています。
    計算革命もめきめきと効果が得られている実感があります、いつもありがとうございます。
    それでは失礼致しました。

  7. 匿名希望 said:

    絶対にA案が良いと思います。
    数学は手を動かしてなんぼのところがあるので、移動中に読むことを主軸に想定する必要はないと考えます。
    先生の本、早く購入したいです。

  8. minaken said:

    電子書籍で出版してはどうですか?

    出版費用は無料だったりするそうですよ

    そして、それの利益から紙の書籍も出すようにしていかれてはどうでしょうか?

  9. Sei said:

    すべてを探したわけではありませんが、甘くないようです。

  10. old learner said:

     出版する書籍について意見を求められる姿勢に好感を持ちました。
    書籍出版というとどうしても送り手側からの一方通行となりがちですから。

     書籍の価格に関して私が思うのは多少高くても本当に役立つ「内容」なら何万円もしない限りあまり気にしなくなりました。
     
     今まで買ったはいいものの、「結局これはただの問題と解答ばかりで解説はほとんどないのでは?」というものばかりで、価格は手ごろでもほとんど無駄になった経験があります。
     
     経済的な理由でなかなか予備校に頼れない私にとっては書籍は勉強の生命線です。清先生のツィッタ―を拝読すると真摯に生徒と向き合っている様子がよくわかります。ですから清先生の書籍には期待しています。

     計算のエチュードやプラスエリートは執筆陰ながら応援しています。

     参考までに今までの巷の参考書での感想を述べておきたいと思います。

     「頻出、基本」といってなんでも鉄則、定石の一言だけで「こうすればできる」といったものが多すぎる印象があります。鉄則定石が何故、鉄則定石なのか位の説明はほしいと思っています。
     標準以上問題をやってもなかなかできないので、より平易な問題で考え方を身につけようにも、それもかなわない状態です。
     解答方針を決める部分(問題を読んで最初に思うこと)が苦手な人には最大の山場なことが多いのに、方針決定理由が何も書かれていないので悩む毎日です。
     それを考えるのが勉強だと言われてしまえばそれまでですが、「それを説明するのが解説ではないのか?」といつも思ってしまいます。
     「どんな問題にも通用する考え方」を求めるのは、むしがよすぎるのはわかりますが、せめて個別の問題については徹底的に踏み込んでほしいと思っています。
     数学は暗記ではないことを標榜した参考書は以前より増えているようですが、具体的に何を考えているのかを示しているものはほとんどないように思えます。
     日本で最難関の大学入試で合格した方の保護者の方が勉強法について「問題集の解答を何回もひたすら書きうつしていると自然とどうすればいいかわかってくる。1000題で足りなければ2000題・・・・」というのを読んだ記憶があります。生来の素養にはかなわないのかなと思うこともあります。(今までは思わないようにしていましたが)

    地味かも知れませんが努力をすれば必ず結果を出せる人はエリートだなと思います。

    散文となりましたが読んで頂きありがとうございました。

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